先日、健康診断を受けに病院へ言った際、知り合いの社長と一緒になりました。
新築やリフォームなどをしていらっしゃいます。
その方から、「来年の3月には倒産が相次ぐのではないか?」とお話しされました。
なんのことかと思いましたが、最近の建設業の景気が良くないことでそのようなお話をされたのかと思いましたが、そうではありませんでした。
「中小企業者等金融円滑化臨時措置法案」。いわゆる「モラトリアム法案」の期限切れのことでした。
この法案は、ご存じのとおり、「借金の返済をを伸ばしますよ」、「中小企業から融資の話があれば滞りなく融資しなさいよ」というありがたい法律です。
リーマンショック後、中小企業は資金繰りに困っていました。
売り上げが下がり、利益が出ない状態。
その中、この法案は、亀井静香議員が中心となり、提出されました。
中小企業にとりましては救世主と言えるでしょう。
しかしながら、この注射にも期限があります。
その時が大量倒産の時期になるのではないかということでした。
私もそのような気がします。
リーマンショックがあった頃には青息吐息の中小企業があったと思います。
そこへ、このような「借金の返済猶予。もっと貸しますよ法案」です。
渡りに船だった会社は相当数あるはずです。
亀井さんは二つの重大な影響を与えてくれました。
一つは、この法案。もう一つは郵政法案。
両方とも、問題を先送りしただけで、根本原因を解決しようとしたわけではありません。
もし、民主党がこの法案の延長をしない限り、倒産は現実となると思います。
さて、どうなるのでしょうか?
皆様もこの二つの法案の行方に注目してみてはいかがでしょうか?
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