新年度が始まりました。
その入社2日目は全国的に猛烈な風が吹き、交通も麻痺。
富山県では死者も出ました。
トラックが横転するは、北海道では猛吹雪に見舞われたということでした。
当社にも様々なご要望がありました。
特に多かったのは、外壁のはがれ、飛んできた物で割れた、給湯機が飛んだ、木が倒れた、看板が飛んだなどでしょうか?
桜が開花していない前だったので幸いでしたが、とんだ春の嵐となりました。
2日の日には、新入生の入社式がありました。
大企業から中小企業、公務員関係まで「入社式」があり、希望とやる気に満ちた若い人たちを目にするのはいいことです。
しばらくの間、研修期間があり、第一戦に出ていくのはもうしばらくしてからになるとは思いますが、将来の日本をしょって立つ人になってほしいものです。
私どもは新卒者を採用しておりません。(そんな規模でもないので)
欠員や増員の時に随時募集させていただいています。
私の友人の会社では、2年ほど前から新卒者の採用を始めました。
その前までは私どもと同じで、欠員募集の中途採用でした。
どうして新卒に切り替えたかと尋ねてみたところ、たまたま入社した新卒者が女性で、男性より早く結果を出してくれたのがきっかけだったとのこと。
それ以来、1~2名程度ですが、新卒者の採用をしているとのことでした。
もともと歴史のある会社ですので、定年退職者も順次発生します。
それを見込んで、一人前になるまでの2~3年間に技術やノウハウの伝承期間に充てているようです。
事業年数がそうさせているということなのでしょうか?
さて、私どもにも4月で定年退職する人がいます。
退職したあと、契約社員という形で残って頂くことにしました。
退職すると言うことは今までと全てが違います。
身分、肩書き、給与、働きかた。
そして何より違うのは、「気持ち」です。
今までは自分が会社の中心にいて、同僚を引っ張って行きました。
これからはその同僚が自分の上司になります。
そこでは「謙虚な気持ち」、「他人を思いやること」などが重要となってきます。
そして何より「自分の老いとどう付き合うか?」ということが一番の問題ではないでしょうか?
「老いていく自分」は、いずれ世間の世話になっていきます。
それまでの準備期間が到来したということですよね。
私はまだまだ若い。と思っているのは自分だけです。
人間、明日からこうなるであろう自分を受け入れることはできません。
焦らないよう、時間をかけてその日を迎えていきたいものです。
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