家庭を持ち、子供が生まれてしばらくしてから我が家を持ちたいという「夢」は誰しも芽生えるものであると思います。
自分のだけの城ですよね!
それを実現するには、自動車を買うという訳にはいきません。
最大の障害は「お金」です。
若い夫婦にとって当座のお金にさえ苦労しているというのに、毎月、毎年の支払い、そして何よりも経年劣化による「家のメンテナンス費」を考えると、ぞっとしてしまいます。
ハウスメーカーが言うのは、「家賃並みの支払いで家が持てますよ」です。
そこが疑問です。
当社近所に約300区画以上の新興住宅地があります。
最初に建てた家はすでに15年ほど経過しているでしょうか?
最近、「売り物件」や「空家」が目立ってくるようになりました。
どうしてなのかと不思議ですよね?
その物件を購入した人に聞いてみましたところ、「銀行に払いきれなくなった人から購入した」と言うことでした。
銀行ローンを支払えなくなったということです。
また、離婚したことによる売り物件もあります。
離婚の原因は様々あるでしょけれど、「お金」のことが原因の人もいると思います。
全ての人とは言いませんが、「生涯設計」という意味で出来ていなかったのかもしれません。
「家賃並みだから大したことはない。」と安易に考えすぎているのかもしれません。
子供たちが成長するに従って塾や通いごとなどに行くようにもなります。
その分は見逃すことは出来ません。
銀行ローンが増える時期に破たんをきたす家庭も多いと聞きます。
私の知り合いの人で、子供二人で小学校にまだ上がらないころなのですが、家を新築して、さらに高級車をローンで買い、奥さんは働かなくて、やたら外食し、破たん一歩の人を知っています。
自分の生活の質を落とすことをしない人。
いずれ破たんしてしまいます。
家を持つということは「覚悟」が必要です。
安易に考えるものではないとおもいます。
今、「どこの小学校、中学校に通わせたいからこの地域に住みたい」ということを考えている夫婦もあると言います。
その夫婦は子供の将来のことを真剣に考えて、親として出来る限りのことをしたいと思っている人たちです。
しっかりとした人生設計をお持ちであると思います。
そのような人が全てでだとはとは思いませんが、出来ればそのような人たちと「夢」を語りたいと思います。
[0回]
PR