大阪の高校から始まった、スポーツ界の「体罰」の問題。
小学生がスポーツ少年団に入っていたころからアスリートと言われる方々は「根性」をつけるという意味でも、ある種の「体罰、暴言」などは日常茶判事だったと思います。
私自身、スポーツ少年団というものがない時に小学生でしたので解りませんが、今の小学生のサッカー、野球の監督、コーチが子供たちを教える練習風景を見ると、親すら子供に言ったことにない言葉を浴びせています。
その子供らが社会人となり、会社の中で管理職となって来た時に、その部下へ「社員教育」という名目で馬声を浴びせます。
「お前なんか死んでしまえ」。「辞めちまえ」。「給料泥棒」。
そしてその言葉を下請け業者に浴びせます。
「何度言えばいいんだ、え~っ」。「馬鹿か?」。
「なんでできないんだよ~」。「このままだと取引を中止するぞ~っ」。
負の連鎖ですよね。
自慢ではないのですが、私は以前から「お客様と心地いい関係が作れるように・・・」ということを念頭に置いていました。
お客様と対等な関係でありたい、と思っていました。
それは、私どもの仕事を支えて頂く協力業者さまとの関係も同じです。
中元、歳暮は力関係でいえば上の立場の会社がもらうものですよね?
(ま、そうではなく、お世話になったということで付け届けをしていることもありますが・・・。)
当社では協力業者様に中元、歳暮を出しています。
対等でありたい、と思ってもなかなかそうもいかない場合がありますが、少なとも今回のような「体罰、パワハラ、セクハラ」があってはいけません。
当社の朝礼でもその辺の遵守、徹底を図ったところです。
今、上司からの暴言、取引先からの馬声、同僚からのセクハラで病気になり、会社を辞める人まで出ています。
私たちはそのようなことがないように最善の注意を払い、社会人として規律ある行動をとっていきたいものですね。
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