今日は朝から晴天に恵まれ、外周りの仕事には打ってつけの日となりそうです。
当社でもこの晴れ間を狙って、アスファルト工事をしています。
晴れだとはかどりますし、仕上がりも良くなると思いますね。
朝からある取引先のお父さんのお線香をあげに行って参りました。
11月13日に葬儀が執り行われていたようですが、私自身、出張で富山にいなく、昨日お亡くなりになったことを知りました。
奥様と小1時間ほどお話をしてまいりました。
2年まえに大腸がんと診断され、第4期だったそうです。
その時には86歳。
手術をされましたが、体全体に転移があり、余命は2年程度と診断されていました。
亡くなる日、検診に行くため、顔を拭き、入れ歯を入れ、支度を整えるお手伝いを奥様がしていた時、急に目の焦点が合わない感じで、ぐったりとされ、病院に救急車で運ばれるも帰らぬ人となられました。
「顔を拭いてくれ。入れ歯を入れてくれ。」と直前まで奥様とお話をされていたとのこと。
そして、奥様の腕の中で安らかに天寿を全うされました。
私は奥様に「こんな幸せな死に方は聞いたことがない。今、病院で死ぬことが多いし、間際に間に合わないことがあるのに、本当に幸せでしたね。」と申し上げました。
奥様としては、「もっとこうしていればまだ生きていたのでは?この時に入院させていれば・・・」と後悔をされていました。
人の死は突然やってきます。
いつかは天国にいかなかればならないと判っているのですが、その死を受け入れることが出来ないのも私たち残された者たちではあります。
でも、この方の死に際は本当に幸せだったと思います。
奥様の腕の中で、しかも苦しむことなく、自宅で亡くなる。
私自身もこのお父さんには目をかけて頂き、公私にわたりお世話になりました。
心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
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