先日、アメリカ西海岸に旅行した時のことです。
アメリカを含む先進国のほとんどで日本人が一番わかりずらいのが、「チップ」とう制度でないでしょうか。
たとえば、レストランに入って食事をした時。
案内係のような、おそらくホール責任者と思われる人が席まで案内してくれます。
基本的に「どこにでもお座り下さい」ということはないと思います。
自分が、眺めのいい席に座りたいなーと思っても拒否させることがあるようです。
この辺から日本人には理解できなくなります。
そして、別の担当者が現れ、メニューを持ってきます。
料理が決まり次第に、注文をします。
我々の席の横を通った人に、「エキスキューズミー」と慣れない英語で声を掛けます。
「イエス」とって去って行ってしましました。
「どうして?注文したいといことが分からなないのか?」
ほどなくして、最初にメニューを持ってきた人がきます。
慣れない英語交じりの日本語で注文します。
「OK」と言って去っていきます。
注文の品が運ばれてきました。やはり、メニューを持ってきた人です。
食べ始めます。
途中で何度か「おいしいですか?」と聞きにきます。
「イエー、ベリーグッド」と言わないといけないようです。
食べ終わった雰囲気を察して、レシートを持ってきます。
カード支払いの場合は、一度持ち帰ります。
数字(125ドルとかという請求額)を確認したあと、「サービス料」を計算します。
このサービス料は州によって違うようで、大体15%程度を目安にしていたほうがいいようです。
この場合、20ドルでは多いので、19ドルを足して、144ドルとレシートに書いて現金、もしくはカードで支払いをします。
程なくしてレシートを取りにきます。
これで決済終了。席を立ちます。
このシステムで日本人の心配な点。
(1点目)
・カード支払いをしたが本当に自分が書いた数字で決済されるのだろうかということ。
今回の場合は、144ドルですが決裁したレシートは見ていません。
日本に帰ってから確認するしかありません。
非常に不安です。
(2点目)
・私たちが座った席の担当者が、私たちの注文、料理を運んでくれたようです。
明確に区別されていて、その担当者の懐にどうやら「サービス料」が行くようなのですが、どうやってそれが決済されているのかということ。
どうでもいいことですが、大変不安になりました。
このサービス料というもの。
日本人は最初からレシート上で計算された「サービス料」や「席料」などしかわからず、自分で計算して出すという厄介なことにも慣れず、そのサービス料もお客のいい値で決まってしまうことへの理解が出来ないこと。
ガイドさんにも渡さないといけないということにもなっています。(その案内をした紙がバスにありました)
私たちは個人旅行でしたので、サービス料を払わなければなりませんでした。
街角にある、カードでキャッシングしてくれる機械で現金を調達しなければならない羽目になりました。
本当に厄介!!
ああ、日本で生活していて良かったーとつくづく思いました。
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