今日は曇りの予報でしたが、晴れ間が広がっています。気温も26度まで上がり、少し暑さも感じられる日となりそうです。
経営者にとって逃れられない問題が「事業継承」です。通常事業を継ぐと言えば息子などの子供ということになりますが、そうは上手くいかない場合もあります。
子供がいない、いても継ぐ気がない、継ぐ資格がないなど様々な理由です。
会社の従業員への事業譲渡という選択肢もあります。
また、現在の事業が負債を抱えており立ち行かないということもあるでしょう。
いずれにせよ経営者はこの問題から逃れることはできません。
M&Aは会社を売り買いすることです。
継承出来ない時、別の会社に買ってもらうという選択肢ですね。これは今までは大企業が行っているもので、中小企業には当てはまらないとも言われていましたが、昨今では頻繁に見かけるようになってきました。
売る側と買い側では立場が180度違うわけですから、その調整役が必要で税理士、公認会計士、中小企業診断士などの専門家がその企業の価値をお金で示し、納得がいけば売買成立という運びになります。
買う側にお金がなければ金融機関から融資を受けることになりますが、会社を継承する子供にもお金が必要です。親から株を買わなければならないからです。
今度、富山県の金融機関が大手M&A会社と提携して、積極的に展開しようとしていますが、市場はあるという判断をされた結果なのでしょうね。
当社はどうかというと、息子が現在、修行中で近い将来当社に入社することになっています。
事業継承は親から子供へというこれまでの皆様がおやりになっていた手段でいきそうですが、M&Aということも考えています。
これは事業拡大を考えた場合、一から始めるのではなく買って事業の拡大を図るということですね。
コロナで事業を止める、拡大したいと考える経営者はこれから増加しそうですね。
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