10月になりコロナ感染者も随分と少なくなってきました。
東京都でも100人を切る感染者で、2~3カ月でここまで減少するとは誰も予想していなかったのではないかと思います。
ワクチン接種が功を奏しているのか、適切な感染対策が効いているのか、これで終了となって欲しいものです。
先日、高速道路のパーキングを運営している社長さんとお話をしました。昨年の4月から売り上げが落ち、従業員の6~8割を休ませることをして、赤字を切り詰めているということです。
感染者が減少したとは言え、県をまたぐ旅行を控えるなどの影響が続き出口の見えないトンネルの中にいるようだという話をされていました。
ある講演会での話。
大手事務機メーカの社長様が、「リモートワークの流れは今後も継続知るだろう」とおっしゃっていました。
本社では、最大2割、現在でも4割の出社しかないとのこと。
新入社員の採用でもリモートワークが出来る企業に就職を希望する若者が増加しているとのお話もありました。
この会社では数年前からリモートワークの準備をしてきたそうですが、実際に活用していたのはほんの一握り。
仕事は会社に出勤して上司の前でするものだという考えから脱却できずにずるずると時間だけが過ぎていったそうです。
ところがコロナ騒ぎでリモートワークが一気に加速して、もう元には戻れないところまで来ていて、東京に住んでいた人が埼玉県や神奈川、千葉県へ移住も始めているそうです。
こんな時代が来るとは私たちのように還暦を過ぎた人間にとってはうらやましい限りです。
振り返って富山ではどうなのでしょうか?
私たちのような中小企業はそこまでのことはできません。
インフラの整備に時間とお金がかかります。
リモートなど夢のまた夢。でも、いずれやってきます。
そのための「備え」をしておく必要がありますね。
当社も少しづつ初めています。
ちょっと前まで非常識だったことが常識になった時のために。
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