台風が温帯低気圧になりましたが、今回の台風１２号、日本に大量の雨を降らせ、紀伊半島を中心に甚大な被害をもたらしました。
死者、行方不明者も７０名以上ということになってしまいました。
原因は台風の速度が遅すぎたことではないでしょうか？
時速１０～１５ｋｍ。
これはアマチュアマラソン選手の速度です。
台風にすれば遅すぎますよね？
今日の朝礼でも言っていたのですが、富山の冬の雪とどちらがいいか？という被害を受けられた方には失礼な話です。
雪で死者が出ることはあまりありません。（直接的に雪で死ぬことはあまりありません）
雪崩とか起きればありますが、あまり考える必要がありません。
そう考えると、雨の被害、風の被害のほうが甚大と言えるかもしれません。
自然の猛威の前には人間は無力だということがよくよく判ります。
野田首相決定後、１週間が経過しました。
今回、マスコミもあまり騒がず、静観しているような感じがします。
今までの２人の首相が決定した折には、夫人がどうだの、服装がどうだのと散々記事にしたと思います。
突っ込みようがないのでしょうか？
今回の内閣、民主党政権になって「トロイカ体制」と言われた小沢、菅さんが順番に総理の椅子に座り、残すは小沢さんだけとなってきています。
もともと小沢さんは表舞台に立ちたくない人と聞いています。
「院政」を引こうと画策したけれど、別の人（野田さん）が椅子に座ってしまいました。
拍子抜けしたというところなのでしょうが、私が思うには、これでよかったのではないかと思います。
衆議院の解散まで後２年。
お祭りをずーとし続けましたが、半分を切りました。
民主党として本当の意味で「政治」をしておかないと、来る衆議院選挙で負けてしまいます。
お祭りから本格的な実績残しという段階に来たのかもしれません。
そういう意味で政治を勉強してきた「政治の専門家」が首相になることはいいことではないかと思います。
今までの２人は「おぼっやま」と「政治家のカバン持ち」。
これを機会に日本の政治家像も変わるかもしれません。
そのような意味でも野田政権に期待して見たいと思います。
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