私がインフルエンザに感染した日、1月19日木曜日、午後6時ごろ、息を引き取りました。
黒いラブラドールで、15歳と10カ月。長生きしてくれました。

犬を飼おうと決めたのは、子どもの教育のためと、私自身が欲しかったという理由です。
ラブが欲しくて、黒いのにしました。
ブリーダーのところに、子供を連れて見に行ったのですが、この子が長女のところに寄ってきて、決めたのです。
しつけもしなければと思い、富山市北代にある「坂井警察犬訓練所」に6か月預け、飼い主も訓練を受けました。

訓練を受けたので、基本の動作はもちろんのこと、人込みや散歩中の犬などには、絶対に吠えもしないし、近寄っても行きませんでした。

中型犬以上になると、寿命は12~3年と言われています。
盲導犬が引退するのも10歳から11歳と聞いていますので、そのことを考えれば、とても長生きしました。
亡くなる4カ月前から寝たきりとなり、腰の床ずれもひどい状態でした。
寝たきりになる6か月前からは、後ろ足も動かない状態。立つのも介助道具を使用しないと無理の状態でした。
おしっこは、いつでもどこでも状態。犬用のおむつを使ってみましたが、1枚当たりの価格が高くなり、結局は大人用の長四角のパットを使い、クラフトテープで止めるという方法にしました。
下の写真は、その上に大人用のおむつをかぶせた状態です。
火葬は、射水市の「ま心ペットセレモニー」で行いました。
焼きあがるのに約2時間。骨を拾い、骨壺に入れて、帰ろうとしたとき、ふとパンフレットを見たら、知り合いの会社がおやりになっていることに気づきました。
葬儀を取り仕切っていただいたのが息子さんだと知り、またびっくり。
どこにご縁があるかわかりません。
現在、我が家では、遺影や骨壺に向かっては語り掛ける日が続いています。
そこに、するすると寄り付いてきている動物がいます。
猫です。今まではそれほど近寄ってきませんでした。やはり、自分より黒い怖いのを大切にしているのを感じていたのでしょう。
昨日も夜、私のソファーの上に乗り、のどを鳴らしていました。

これからはこの子の天下になりそうです。
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