先週の土曜日、日曜日にかけては多くの田んぼで「田植え」が行われていました。
数年前まではゴールデンウィークの「田植え」をしていましたが、実をつける頃が高温期になると1等米比率が低くなるということで5月中旬になっています。
田植えはその昔、手で植え付けていました。
多くの女性を中心とする人たちが駆り出され、何日もかけて田植えをしていたものです。
時期も5月中旬から6月上旬ごろまでではなかったかと思います。
腰をかがめ、ぬかるんだ田んぼの中を植えるということは腰がつらかったに違いありません。
いやはや昔の人は偉かった。
現在の田植えは、乗用で4~6条植えではないかと思います。
ほとんどの農家は週末の2日間で終われます。
しかし、そのわずか2日間のために、数百万円もする田植え機を購入しなければなりません。
採算が合うとは思えませんよね。
これが現在の「兼業農家」の実態です。
TPP反対という声を農水省、農協などから聞きますよね。
「日本のコメ作りが駄目になる、外国の安いコメが入ってくるだろう。」
しかし、すでに日本のコメ作りの体制そのものが崩壊してしまっている以上、その体制そのものを変化させなかればならないところま来ているのではないかと思います。
TPPと言うのが一つのきっかけになって日本の「農」が「業」となるようになればまだまだ日本の「食品」は世界と対抗できるようになるのではないかと思います。
農地法という法律で、農家が土地を維持ししやすくなっています。
しかし、その農家が自身が土地を手放したくてしようがない現在、その土地を「農地」として利用したい「営利団体=企業」がいれば、土地の取得に関しても出来るようにすれば農業の可能性が広がっていくと思います。
日本は幾度となく逆境から力強く立ち上がり、世界の頂点を極めてきました。
今度も絶対に出来ると思います。
小規模農家をこのままにしておく施策から大胆な改革をしていただきたいものです。
ちなみに、3反田んぼを所有されている方が呉羽の方でおられます。
購入ないし、借りたいという希望者の方はおられませんか?
おられましたら連絡をお待ちしております。
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