「女性の生涯は、結婚相手で決まる」と言ってしまったら叱られそうですが、一概には言えない部分もあるのではないかと思います。
この歳(50歳を少し過ぎた年)になると、なぜか中学校、高校の同級生と会う機会が多くなってきます。
私だけなのかもしれませんが、どうゆう訳かやれ忘年会だ、新年会だ、花見だと言って旧友たちとお話をします。
そのような中で思ったこと。
私たちのころは、就職して結婚をするとほとんどの企業に勤めている女性は退社をしました。
そのままその企業に勤めている人はほとんどいませんでした。(妊娠と共に退社する人も多かったですね)
また、結婚相手が転勤するとそのままついて行き、家庭を守るのが当たり前でした。
現在でもそのような傾向がありますが、これからは「自立した女性を目指す」人が増加していくような気がします。
つまりは、結婚しても会社を辞めず、そのまま正社員として働き、子育てをしていくという生き方です。
私の同級生にそのような人がいます。
幸か不幸かわかりませんが、ある会社に就職してからというもの、子供を生み、子育てをして、立派に成人させました。
現在もその会社でバリバリと働いておられます。
また、会社ではなく、教員として働き、一時は転勤した夫の転勤先に行きましたが、また教師として働くために戻ってきたかたもいます。
その反対の例。
医者と結婚。それ以来家庭に入り、一切の仕事をしていない人。
働かなくても食わして頂いているという例ですね。
それは本当に幸せなのか?私はその人のことを疑問に思っています。
その方の場合、勉強も出来て、人もうらやむ素晴らしい大学も卒業しています。
勝手な思い込みですが、その方が今どこかで働いていれば、それなりの地位や社会貢献をしたと思います。
私なんかよりよっぽど役に立つとおもいます。
またある人は、嫁いだ先の家が会社経営をしていたのですが、不況に負け、倒産してしまいました。
子供も手がかからなくなった頃、どうしようもなくなったのでしょうか、自らの命を断った方もいます。
さて、私の年齢は人生の折り返し地点を過ぎてしまった年齢。
あと残された時間をどう生きるか?
私たち男性は、思うように生きてきたかもしれません。
女性は結婚した相手で変わることが出来ますが、いい風に変れる例もありますが、全てではありません。
そのために女性は
「自立していくこと」がこれからの女性ではないかと思います。
そのような環境を作り出しているのは、「少子化」や「高齢化」、「男女共同参画」などいろいろあるとは思います。
でも事実として言えるのは、自立した女性の方がかっこいいし、生き生きとしています。
「女性の生涯は結婚相手で決まる」という言い訳をする前に、自分自身がどう生きたいかを決め、それを実行していった方が結局は幸せな一生を送ることが出来るのではないかと思います。
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