北海道、でっかいどう。
その森が続く森林の林道で、親に車から降ろされた小学校2年生の子供が行方不明となり、6日ぶりに無事、保護されました。
子どもは、川に向かって石を投げていたのを親から叱られ、そのしつけで車から降ろし、置き去りにしたまま、行方が分からなくなってしまいました。
川に石を投げることは良いのですが、その先に道があったらしく、そこを人が通ってけがしたらどうするのかということを父親にとがめられたそうです。
子どもは、降ろされた車を追いかけようとしたのですが、反対方向に走ってしまい、そのまま道路を歩き続けたそうです。
5分後に親が戻ってみたところ、いなく、今回の行方不明となったということです。
この時、もし親がもう少し先に走っていれば、子供と会えたかもしれません。
しかしこの子供は、なんと、そのまま歩き続け、自衛隊の演習場まで入り、小屋にたどり着き、会議の掛かっていない室内で夜露をしのいでいたということです。
水のみで丸5日間。誰かが見つけてくれると思って待ち続け、たまたま発見され、無事生還出来ました。
今回の例で、私たち親は考えさせられたと思います。
子どものしつけという名目で、デパートやスーパー、施設で置き去りにしたことは誰でもありことです。
その行為自体は悪くはないと思いますが、置き去りにした場所が悪すぎた。
日頃から、「悪いことをしたら森に連れていくぞ」と脅していたそうですが、その言葉自体もよく昔から聞く話です。
でもやはり、場所とやりすぎをしたら、このようなことが起きてしますのですね。
親もしつけのつもりだったと思います。悪気もなかったと思います。
今回、心理的虐待が疑われるということで、取り調べもあるという情報もあります。
でも、なんか違う気がします。
明日、退院できるということです。
マスコミの皆さん、将来あるこの親子を静かに見守っていてほしものです。
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