伊勢神宮内宮へ

さて、いよいよ内宮へ移動する。

下宮は駐車場へも待つことなく入れたのでラッキーと思っていましたが、内宮へ近づいた途端に渋滞に巻き込まれました。

内宮前の駐車場へは入れそうにもなさそうでしたので、別の「Ｐ」マークの方向に行ってみました。

川、五十鈴川のほとりにある駐車場へとりあえず入ってみたものの空いてるところなどあるはずもありません。

そこで、参拝を終えたと思われる人の後を車でついて行き、出るまで待ち、無事に駐車出来ました。

頭を使った良い作戦でした。（自慢です）


参道のまだ入り口付近。

大勢の人でごった返していました。





いよいよ内宮へ。

宇治橋鳥居の先には木製の宇治橋が架けられており、長さは１０１．８ｍもあります。






ここは、五十鈴川御手洗場（みたらしば）。

参拝する前には手水舎で清めるのではなく、

昔はここで体を洗い、身も心も清めたそうです。


私も手を洗いました。

さすがに口は洗えませんでした。







いよいよ御正宮（ごしょうぐう）です。

２月後半と言うに参拝のため石段には大勢の人が並んでいました。




残念ながら内部は撮影出来ません。


お隣には式年遷宮の新御敷地（しんみしきち）がありました。

平成２５年にはここに新しい社殿が建てられます。




参拝が終了し、子どもたちへのお土産として「お守り」を購入。

自分の分は、鈴のお守りにしました。

帰り道は、散々うまそうなにおいやおいしそうな食べ物に誘われるように、お汁粉を食べました。

途中、赤福本店で赤福を購入。


五十鈴川のほとりを歩きながら、五十鈴川野遊びどころまで行き買い物をしました。





今回の伊勢神宮参拝は、私にとりましてはとても有意義なものになりました。

実は参拝する以前から「日本の神」について本を読んでおりました。

多少の知識があったつもりでしたが、実際に現地に行くのとでは格段の違いがありました。

江戸時代には｢お蔭参り」と言われる伊勢神宮参拝のブームが何度もあったそうです。

その頃と現在では違いがあるとは思いますが、内宮のたたずまい、そして参道のにぎやかさは変わらないような気がします。

私は江戸時代にタイムスリップした感覚になりました。

私の人生の中で何か変わるとすれば、自分の名前のルーツ、そして日本人の信仰心というものを改めて感じさせ、その本質からぶれない自分でありたいということと共に、日本人はこれでいいのだという実感をした気がします。

日本人は信仰心がないとよく言われます。

しかしもともと日本人は、「神」つまり「伊勢神宮を頂点とする神々を信仰している民族なのです。

仏教も日本人（聖徳太子ですが）は一つの「神」として受け入れました。

日本人は「神」を意識せず、また絶対神を作らず生きてきたのです。

これでいいのです。

そのルーツが少しわかったような感じです。