今日から3月。ここ富山は春の嵐のような風が吹いています。
気温は上昇し、日中15度まで上がるような予想となっています。
今日の朝、着替える時、どの恰好にしようか少し迷いました。
とりあえずタイツは止め、靴下は春ものにしましたが、朝は少しスースーとしますね。
気温は上がっても体はついていかないものですね。
さて、先日、経営者の方々とお話をする機会がありました。
体調維持の話になったのですが、ある経営者の方が、「この間、N社のマッサージチェアーを購入したけれど、もう飽きてきた。」
ということを言われました。
「えっ、だって高いでしょう?30万円以上はするのではないですか?」
「定価40万円台。それをネットで購入しました。某家電量販店でいいなと思ったので買おうと思ったら、息子からネットで探すといわれたのですよ」
「家電量販店より数万円安く買えました」
というお言葉。
他の方からは、「最近はネットでしか購入していないかもしれない。なんでも揃っているし、色も豊富。しかも安いし。」
「事務用品は全てネットですよ。明日には届きますし、運賃もタダ」
いやはやここまで実際きているのか~と思わされました。
私どものような会社経営者にとりまして、お付き合いというものが多少なりともありました。
そこから購入してお互いの取引が発生すると言うこともしばしばあったように思います。
それが今ではどこの誰だか解らない会社、店から平気で購入しています。
お店に出掛けなくてもいい、電話をしなくてもいい、返品も気兼ねなくできる、価格も安い。
商品を購入することの地域間格差はありません。
今はそのような時代なのです。
私自身も商品の購入に関し振り返ってみました。
カメラ、書籍、プリンターインク、コピー用紙、その他特殊用紙、健康食品、水、衣類、靴、バック、食器、販促商品、テレビ、HDDレコーダー。
数えきれないアイテムをネットで購入しています。
店舗で商品が売れなくなってきた、というお話はよく聞きます。
特に家電量販店、ホームセンターなどでは打撃を受けているのではないかとも思われます。
ショッピングは楽しい。郊外店でいろいろなお店でウインドーショッピング。
そう思うのは、女性だけ。男性は確実にネットショッピングへ行っていることは事実。
いや、若い人たちはもっと早くからネットショッピングをしているもかもしれませんね。
ますます加速していくであろう「ネットショッピング」。
富山のある蒲鉾屋さんでは、ネットの売り上げが増加していると聞いています。
中心市街地にある老舗の靴やさんでもネット売り上げが店舗売り上げを追い越したというお話を聞きました。
店を持ち、店員を雇い、家賃を支払い、・・・・ということが一切なく、倉庫のようなところで出荷して利益を上げる。
このようなお店がますます増加していくのではないでしょうか?
さて、それでは私たちのような、地域密着型の便利業、リフォーム業の場合はどうすればいいのでしょうか?
いまの事例のように、ネットを利用するのか、それともコミニュケーションをより一層密にしていく方がいいのか?
少なくとも言えるのは、「店を持つ」のは無駄のような感じですね。
体調維持から始まった話題。
会社の立ち位置まで考えさせられる話題となりました。
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