だいぶ寒くなってきた11月。
当社とはあまりお付き合いのなかった「株式会社小川商会」様とひょんなことから仕事を引き受けることとなりました。
当社、平成14年から「業務用エアコンクリーニング」を手掛け、「有限会社加藤電工」様の「スコープウオッシュ」という特許商品の使用権を所得し、営業活動をしておりました。
専任の営業を入れ、営業活動をしていたのですが、営業マンがなかなか長続きしてくれませんでした。
そこへ、小川社長とお話をしたところ
「うちでもエアコンクリーニングは困っている。リースエアコンの定期清掃の部分をやってくれないか?」
という話になったのです。小川商会さまは北陸3県にエアコンを取り付けておられます。遠くは敦賀のほうまであります。
採算は合うかどうかはわかりませんでした。しかし、やり方で合う可能性は残っていました。
「やってみましょう。」
もう一つの理由は、当社の施工実績が増加するというメリットがあったのです。
これは、当社社員の自身につながります。いわば、仕事をこなしながら勉強の機会を与えていただいたようなものです。
台数は年間200台ぐらいからのスタートでした。
小川商会様のエアコンリースの特徴は、2年ごとにエアコンを清掃するという契約になっています。
ということは、2年目には200台でも毎年の増加額がありますので、数年後には大きな台数が期待できます。
今となれば、採算は別としまして大きな役割を占めているのは間違いありません。
私は、会社経営をするにあたって継続性のある仕事を取ることを心がけています。
一発の金額の大きいものより、リピート性の高い仕事を優先する。
これにより、会社が安定するのです。
来年はどうなるのだろうか?という不安材料ばかりだと投資ができません。
当社の場合、投資といっても人材の確保が最大ですが人を採用していかなと売上が上がりません。
そのためには、はじめから確保できる売上、利益が必要なのです。
一発の売り上げも必要です。利益金額も大きいと思います。
会社は継続することに意義があると思っていますので、今回の継続性のあるエアコンクリーニングは必要だったのです。
[0回]
PR