先日、富山市法人会の記念講演会で、佐々木常夫さんのお話しをお聞きしました。
佐々木先生は、東大経済学部を卒業され、自閉症の長男を含む3人の子供がいらっしゃいます。
奥様は肝臓病とうつ病を患い、多難な生活を送っておられた、とっても困難な生活をされていたそうです。
東レでは、同期トップ取締役を務め、現在は(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表をしておられ、多数の書籍も出版されています。
「企業のあり方とリーダーシップ」と言う演題でした。
タイムマネジメント(生産性向上)は全ての基本という考え方で、残業しないように、納期に間にあうようにするにはどうしたらいいのかを、実生活で体験したことをもとに、部下に推進しました。
無駄な会議はしない。その代わりに打ち合わせを多くして、コミニュケーションを取る。
出ない、会わない、読まない。メールやテレビ会議などで済ませることが出来るなら、積極的に活用する。
ビジネスは予測のゲーム。プアなイノベーションより優れたイミテーション。
社長のあいさつ文などは、過去のあいさつ文でとっても良いと思われるものを、日にちと時節や近況を変更して使いまわすなど、徹底的に効率化を図ることをされたそうです。
講演を聞き終えて、感じたことは、ここまで徹底的にできるのは、ごく一部の優秀な人しかできないのではないかと思いました。
しかし、少しは真似をできることもあるようにも思えます。
予測することは、私にも少しできるかもしれません。
できることからこつこつと。頑張ってみます。
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