当社では毎月1回、20分という時間を決めて「社長面談」を実施しています。
対象は事務職、営業職、現場担当の正社員です。
「何を話をするの?」と言うことですが、たわいないことがほとんど。
お子さんをお持ちの女性であれば、子供の進学のこと、子供と接し方、宗教の話(と言っても神様と仏の日本人の取り入れ方のようなことですが)、男性であれば、ズバリ仕事の話、30代で何をなすべきか?と言った精神論、家庭の話など話題が決まっているわけではありません。
その中で一つ、ご披露したいお話がありましたのでご紹介します。
今年の夏に結婚する人がいます。
現在、結婚式に向けて忙しいようです。
最近の結婚式は「手作り感」が前面に出ている感じで、参列者一人一人にメッセージカードを書いたり、披露宴の曲選定、その他沢山のことを二人でしなければならないようです。
新居も決め、インテリアを決める作業もあります。
その時にお互いの「価値観のずれ」が発覚し、気まずい思いをすることもしばしばあります。
生まれた環境、育てられた親も違うわけで、思いは同じになることは少ないですよね。
私は、「お互いが寄り添う」気持ちを持てば大丈夫ではないかと言うことをその人とお話をしました。
もともと違う人間同士。価値観がぴったり合うはずはありません。
ではなぜ結婚するか?と言うことです。
結局は「許容範囲」の問題ではないでしょうか?
「寄り添って価値観を共有してあげる。それを厭だと思わなから、一緒にいたいと思う」のではないかと思います。
一方的に価値観を押し付けるのでは、相手の心地が悪くなります。
男女共同参画で家庭、仕事場の垣根が低くなってきていると言え、所詮、男と女。
「寄り添う気持ち」を持ては、何とかなります。
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