高田靖久さんと言う「顧客管理ソフト」を制作し、その手法が対前年比300%UPというお店が出来るほど革新的なアイデァで講演活動をされているという方の本を読ませていただきました。
「顧客差別」で3倍売れる! お客様は「えこひいき」しなさい!
という本です。
その内容は以下のようなものです。
「わずか3割の客が売上高の75%を占めている」とい事実を認識せよ、ということです。
このことは、珍しい理論でもなく、経営コンサルタントの方々からも良く聞くお話ですし、当社の売り上げで順番を付けてもその通りになります。
珍しくもないことですが、判ってはいるのですが、それをやり切れていない、あなたのお店。
世間はそのような「えこひいき」をして売り上げを伸ばしていますよ。ということ。
例で、JALの話がありましした。
JIALマイレージサービス。
私自身は、JALのマイレージ館員ではありません。(富山にはJALが乗り入れていません!!ので)
そのマイレージの恩恵を受けることもおそらく今後ないと思いますが、その発行されているカードには、「ランク」があるそうです。
一番下から、「レギュラー」、「クリスタル」、「サファイア」、「ダイヤモンド」の順になっているとのこと。
1年間の利用マイルによって決定するそうです。
「サファイア」になると「レギュラー」の2倍のマイルがもらえるそうです。
また、ラウンジが無料で利用でき、さらに2名まで使えるそうです。
つまり、自分の他に同行者がいればその人がラウンジに入れるわけです。
さらに年4回、スーパーシート(Jシートというらしい)に無料で乗れるということです。
そこに座れば、自分の名前でキャビンアテンダントの方が呼んでくれるそうです。
さらに、預けた手荷物は最初に出てくるし、チェックインンも並ばなくて済みます。
私は残念ながら、ビジネスクラスや、シーパーシートなどには乗ったことのない「万年エコノミー」です。
もし、そのようなことがただ単にマイルをためるだけで享受できるのであれば、せっせとマイルをためますよね。
これが、「えこひいき」とうことだそうです。
有名なホテルや高級飲食店などでも、もっと進んだ「えこひいき」をしている事例を紹介してありました。
翻って、それでは私の会社で「えこひいき」を出来るのか?ということです。
私どものスタンスは、1回目のお客様でも、ヘビーユーザーでも同じ扱いをさせていただいているのが実情です。
「えこひいき」ということはしていません。
しかしながら何らかのことは考えていかなければならないというのは、自分が利用者、つまり、飲食店に行った時に特別扱いをしていただいたことの「優越感」や「心地よさ」は忘れることが出来ないからです。
私どものように、頻繁に利用するというサービス内容でないからこそ、そこに難しさがあるのかもしれません。
しかしながら、ありました。
唯一の「えこひいき」。
現在、私どもで利用していただいた方には、「500円券」をお配りしています。
次回、当社をご利用になる際に500円分を値引きしますという券ですが、当然期限を設けさせていただいております。
その券を大事に取っていただいていて、しかも期限が切れていることもしばしばあります。
その場合でも、気持ちよく「500円」分を引かさせていただいています。
期限はありますが、どうぞご利用ください。
心よりお待ちいたしております。
[0回]
PR