6月末の完成に向けて、いよいよA棟の外壁下地工事を開始いたしました。
道路に面した場所で、とても目立つ場所ですが、ここは継ぎ目のない塗装壁となります。
通常、塗装やサイディングを貼り付けた場合、一定の場所、一階と2階の間や、屋根の軒下などで見切りを入れなかればなりません。
サイディングの場合は長さが足りないというのが最大の理由ですが、塗装の場合は、表面の割れの心配があります。
また、下地があるので平らに仕上げるのが大変難しいのです。
それを克服する工法が最近、はやり始めています。
ジョリパットという方法です。
先ず、写真にある黄色いメッシュ状のものを貼り付け、その上から左官屋さんのようにセメントを塗り付けます。
塗り付けられた面は、セメントを左官仕上げしたような感じになります。
このまま完全に乾くまで日にちを置きます。
そして、塗装するのです。
建物は湿気により収縮したり、伸びたり、また地震で揺れます。
その動きを受け止めてくれるのが、黄色いメッシュになります。
表面も均一に仕上がるはずです。
1枚壁は見事で、見ごたえがあります。
仕上がりましたらまた、ご紹介いたします。
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