首相交代

早ければ８月中に日本の新しい首相が決定するようです。

民主党内では現在、候補者選びが活発化しているようです。

先日も海江田さんが出馬に向けた検討を開始したとの報道がありました。

１年ごとに変わる日本の首相。

民主党になったらそのようなことはなくなってしまったかと思いきや、これで３人目でしょうか？

数もあいまいになってきました。


先進国の中でこれほどまでに国家元首が変わるのも日本だけでしょう。

政治家が変わっても外交問題や経済問題などは待ってくれません。

それを粛々と行っているのは、やはり国家公務員なのですね？

この国を指導し、正しい判断をしているのはやはり官僚であることに間違いがなさそうです。

民主党は「政治主導」とかいうことを唱えたことは間違いであったような気がします。

アメリカや中国にとっては日本の首相というものの価値は、あまり意識していないのではないかとさえ思います。

もし、今度首相になる方が外交に疎ければ尚更でしょう。

日本の首相の言った言葉は、とても薄っぺらいものです。

この間この国の首相が発言した「脱原発」という言葉などは最たるものではないでしょうか？

「再生可能エネルギーへ軸足をシフトしていく」という発言から、最近では「原発はこのまま残しながらクリーンエネルギーを増やしていこう」と言う風にトーンダウンしています。

政治家は夢のようなことを言っていいとは思うのですが、しっかりした情報やデーターに基づく発言をしていかないとこのようなことになってしまうのでしょうね。

そのような繰り返しを日本の首相が行い、行き詰ってしまったときに交代という図式になっているのかもしれません。

日本と言う国は本当に不思議な国です。