今日は朝から雨です。今週末までは雨が降り続け、梅雨末期のじめじめとした日が続きます。
先週末、熱海で土石流が発生し、行方不明者が24名ほどいらっしゃることが判明しました。
上流2km先から土砂が流され、急峻な地形の場所に張り付くように立っている家を、飲み込みました。
土石流は数回発生し、家々を飲み込んでいきました。
原因ははっきりしていませんが、盛り土が関係していることは確かのようです。
毎年起こる梅雨末期の災害。この日本という国土では防ぎようもないことも多いこととと言え、悲惨な災害がなくなる日を待つばかりですね。
行政から発行されている「ハザードマップ」を参考にする方も多くなってきていますが、特に造成された住宅地は要注意です。
昔からある住宅は、長年の水害から身を守るために少しでも高い場所に家を構えました。
堤防というものがなかった時代に財産を守る手段は、高台しかなかったのですね。
そのような所に家があれば、安心です。
高台と言っても熱海のような場所はよくありません。
切土、盛り土した人口の場所も良くありません。
人口が減少していく時代に宅地開発を続けるより、今ある住宅地の災害の少ない地域の再開発を進める時代がやってきていると言えるのではないでしょうか?
行政も簡単に許可を出すのではなく、その辺もしっかり考慮して今後の災害に備えて欲しいものです。
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