本日火曜日は、私が入会している「富山みらいロータリークラブ」の例会でした。
富山第一ホテルで開催されています。
卓話という時間が30分ほどありまして、今日は富山大学理学部教授、森脇先生の卓話をお伺いいたしました。
青少年計画委員会という会があり、その講師としてお呼びいたしました。
梶田先生がノーベル賞を受賞され、富山大学ではその研究室を学部内に設けておられます。
その責任者が、森脇教授です。
私は富山大学のコネクションを持っていなかったため、とある銀行の支店長に頼んだところ、森脇教授をご紹介して頂きました。
コネクションがないと思っていたのですが、実は私にもありました。
理学部の事務局長だった方は、私のゴルフ仲間で、同じ町内におられたのです。
その方と教授は仲が良かったようで、そちらからのご紹介もできたかもしれませんでした。
さて、卓話内容ですが、「重力波天文学の幕あけ」という内容でした。
冒頭、梶田先生とのかかわりをご説明され、今度の課題である「重力波とは何ぞや」を他の波を例にしながら説明されました。
電磁波とも違う、重力波とは、重力のあるもの同士がぶつかるときにでる波形ということです。
ブラックホールがぶつかるときにでるそうで、それを一辺が3kmの装置を2辺つけてその波長がどうなるかを観測するということです。
これだけではわからないと思いますが、きわめて小さな波形をとらえ、それを2方向に向かわせた後、合成し、ずれていれば重力波があったということになるそうです。
重力波はすでにアメリカで観測されています。
しかし、どこで発生したかを正確に観測するには、少なくとも3か所が必要とのこと。
神岡の施設はその一つになり、今後の観測が待たれるところです。
将来のノーベル条候補ともいわれている重力波。
森脇先生にもチャンスがあります。
今後のご活躍を期待しております。
[0回]
PR