安全保障法案が今日、参議院で7可決成立する見当しとなりました。
この法案は、新しく作られる「国際平和支援法案」と、自衛隊法改正案など10の法律の改正案を一つにまとめた「兵あ安全法整備法案」からなります。
その内容は、以下のとおりです。
・集団的自衛権を認める。
・自衛隊の活動範囲や、使用できる武器を拡大する。
・有事の際に自営他を派遣するまでの国会議論の時間を短縮する。
・在外邦人救出や米艦防護を可能にする。
・武器使用基準を緩和
・上官に反抗した場合の処罰規定を追加
などが盛り込まれています。
先週から国家議事堂正面を中心として、大規模な集会が催されており、学生や若者の参加も多いようですが、芸能人も多くの方が反対意見を出しているようです。
「平和な日本がなくなるのでは?」
「若者が戦争に行くことになるのでは?」
「戦争になれば、バラエティーのような番組どころではなくなるのでは?」
様々な意見があるようです。
私は、今回の法案について詳しく勉強した訳ではありませんが、反対する気持ちもわからないではありません。
自衛隊に入隊しても戦争に行かなくてもいい。万が一のための自衛のために訓練をしていればいい。
災害時に活躍すればいい。
でも、少し考えれば、日本の自衛隊は自衛と言っていますが、その設備、戦闘能力は中国をしのぐともいわれています。
自衛隊という名前の「軍隊」なのです。
日本の国を守ってくれることはもちろんのこと、邦人を救護することも重要ではないでしょうか?
どこかの国で、日本人がジャーナリズムをかざしてイスラム国に拘束されただけで、「何とかせい」という世論で包まれたときに、自衛隊は武器を持って護衛することすらできないのです。
私は、反対している方々の矛盾はどう反論されるのかを一度、聞いてみたいとも思いますが、現在は法案反対だけの議論になっている気がしてなりません。
一度可決した法案は、後日に何度でも修正することができます。
今回は、この法案を通し、もう一度議論をする機会を作り、日本にあった平和のための安保法案にしていけばいいのではないでしょうか?
何度でもやり直せます。
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