今日は曇りで、少し肌寒く感じます。
台風19号は、東日本で猛威を振るい、死者の数も60名を超えてきました。
伊豆半島から千葉を通過した台風は、中心よりも外側に大量の雨を降らせ、栃木、福島、そして長野県で堤防の決壊が発生しました。
現在、北陸新幹線は、長野、富山間が不通になっており、線路の状態などが分からない状況が続いています。
避難勧告が出ている地域に線路があるということで、そこへたどり着けないということが理由と言うこと。
そして一番の問題が、7編成の車両が堤防の決壊により水に浸かってしまい、使用出来ない状態になっているということです。
北陸新幹線の全編成の中で、およそ3分の1が使えなくなったという状態です。
あと数日すれば、線路の状況も判明し、開通できる状態になると思われますが、ダイヤが大幅に変更となることは確実です。
全日空では、機材を大きくしたり、1便増便したりして対応していますが、新幹線の客数には到底及びません。
東京に行くには、米原経由で東海道新幹線で行くルートが一番となってしまいました。
台風で、長野の新幹線操車場が水浸しになるとはだれが想像できたでしょうか?
唯一悔やまれるのは、決壊の恐れが発生、もしくは避難指示が出た段階で、新幹線を長野駅なり本線なりに移動出来ていれば、浸水していなかったかもしれませんね。
その点の判断の甘さがあったということは、今後指摘される点かもしれません。
実は私、14日に東京におり、午後の新幹線で富山に帰る予定にしていました。
前日から北陸新幹線が動いていないということは判っていたのですが、14日には、何とかやりくりで動く可能性もあるとたかをくくっていました。
14日になって、動かないということが分かり、ANAで帰ろうかとネットで空席照会をしてもあるはずがありません。
そこで東海道新幹線で名古屋まで行き、息子が富山から東京に帰るところでしたので、名古屋まで車で来てもらい、私たちがその車で帰ったということです。
新幹線は座席も取れ、息子ともスムーズに会え、高速道路も空いており、余り時間のロスもなく帰宅することが出来ました。
台風の影響で皆さん、旅行やドライブを控えたのでしょうね。
いつまで不通が続くかわかりませんが、少なくとも東京までの北陸新幹線が通ってくれることを願うばかりです。
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