今日も晴れのすがすがしい一日となりそうです。
昨日、韓国から日本入りしたアメリカ大統領、バイデンさんは、「台湾有事にはアメリカ軍が防衛する」という発言をされました。
今までのアメリカの姿勢は「あいまい戦略」を取ってきただけに、ここまで踏み込んだ発言は初めてだということです。
一つの中国を尊重する姿勢は変わらないが、武力による支配は許さないということだと思います。
現在、ロシアがウクライナに侵攻しています。戦争が始まって3カ月が経過しましたが、いまだに停戦の道筋は見えておらず、一進一退を繰り返しています。
当初のロシア軍の予定では、首都キーウを短期間に掌握し、その後国全体を支配下におさめるつもりでした。
ところが陥落どころか撤退し、南東部の掌握に向けて戦力を集中させています。
アメリカは参戦はしないが、協力するという立場を取っていますね。
この段階に来て、もはや完全掌握は無理だとみたアメリカは、極東アジアからインド洋に軍事力を集中させようという感じになってきました。
狙いは、中国と北朝鮮ですね。
極東の安全を守ることはアメリカにとってはとっても重要なことで、今回の来日にはそのような事情を配慮した格好となったことは間違いありません。
日本は軍事力増強の約束をしました。
これからはアメリカと共同で対中国戦略を本格化させ、極東の安全を守る重要な役割を担うことは間違いありません。
プーチン大統領のウクライナ侵攻の失敗はこのような所まで影響を及ぼしているとすれば、今後の勢力図がまた変わることに間違いはありませんね。
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