今日は雨。太平洋側では、春の嵐が吹き荒れているようで、足場などが倒れたという報道もありました。
気温も17度までしかあがりません。

今年の冬の雪は、記録的でした。特に福井では、国道8号線が数日間に渡り通行止めになったのは記憶に新しい所です。
通行できなくなった理由は、大型トラックがスリップして停車してしまったことです。
片側1車線のところで止まってしまえば、後続に車が次々と止まってしまい、列がつながってしまいます。
この状態で除雪車両を入れるにも、出来ないということで、自衛隊の出動になってしまったということですね。
そこで、国交省が検討しているのが、「チェーン規制の強化」です。
大規模な立ち往生を引き起こしたくるまにペナルティーを科すなどの検討に入った模様で、チェーンを装着していない車両の通行を制限するということです。
さらにチェーンをせずに大規模な立ち往生を引き起こした場合、高速道路に利用が多い運送業者に適用している割引制度を停止することも検討するそうです。
運送業者は、荷主からジャストインタイムを強いられており、遅延した場合、ペナルティを払わなければならないということも聞いています。
この問題は、運送業者だけではなく、その荷主までも体質の改善を要求される事例だと思います。
今回は、私たちはインフラがストップしてしまうと生活に支障をきたすことを身をもって体験しただけに、今回の検討は、社会全体の問題として受け止めていかなければならないと思います。
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