昨日、「オウム真理教事件」の13人の死刑が確定し、一連の裁判が終結したという報道がありました。
1989年(平成元年)11月4日に坂本弁護士一家殺害をしてから23年。
奥さんは1995年富山県魚津市の山中で発見されています。
その年に「地下鉄サリン事件」が発生しています。
私はその当時、埼玉県に住んでおり、テレビで築地駅前の道路で担架に乗せられたまま、身動きしない被害者を上空のヘリコプターが撮影している映像や、防護服を着て駅構内に入る光景を今でも覚えています。
それは何が起きているのか全くわからない光景で、この平和な日本に何の「事故」が発生したのか位でした。
富山県関係者では、安本さんが「松本サリン事件」で命を落としていらっしゃいます。
オウム真理教という宗教団体。
麻原彰晃という「教祖様」が国家転覆を謀った一連の事件。
その実行犯であった人たちの学歴の高さも注目されました。
「マインドコントール」という言葉もその時、初めて知りました。
裁判は終結しましたが、高橋克也、菊池直子はいまだに逃亡中です。
世界では宗教対立による戦争やテロがいまだに続いています。日本でその脅威に遭うことやどこかの国と宗教対立することはないとは思いますが、「一神教」の怖さが改めて判った事件であったように思います。
さて、今後の争点は「死刑執行」ということになるのですが、その命令を出す「法務大臣」は誰になるのでしょう。
また、執行するのでしょうか?
そういう意味でもまだ事件は終わっていないのかもしれません。
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