先月の半ばにスペインへ旅行に行ってまいりました。
ヨーロッパのバルカン半島にある国。サッカーで有名な国。サグラダファミリアのある国。
多くの特色のある国ですね。
ヨーロッパは現在、テロの発生が懸念される国多い中で、スペインは発生していません。
観光客の数も昨年実績で7600万人ほどだと聞いています。
人口が4500万人ですから、倍近くの外国人が訪れているということになります。
今回の旅行の目的の一つは、サグラダファミリアを設計したガウディの作品を見ることです。
ご存じの方も多いので詳しくは紹介いたしませんが、この設計をしたのが約140年前。日本は明治時代前期です。
無名だったガウディが、約45年もの歳月をかけて設計しました。
設計図というのを書かずに、模型を製作して職人に説明したそうです。
もともと建設するお金は、民間人の寄付により賄うとされていましたので、お金が尽きれば中断するという感じで工事は進められました。
2000年に入ってからは、入場者数が多くなり、その一部が建設費に回されるとこもあり、多くのお金が貯まっています。
このままの工事でいけば、2026年にも完成する予定だそうです。
現在、個々の彫刻を手掛けるのは、日本人であるということはご存じだったでしょうか?
外尾悦郎さんという方が責任者をおやりになっています。
内部はとても斬新的。
森をイメージしたということですが、およそ教会とは思えないですね。
ステンドグラスもとても綺麗で明るい感じです。
天井のギザギザの物はシュロの葉をイメージしています。
ガウディの設計したものでは、グエル公園というものもあります。
当時バルセロナは、人口が増大し、富裕層向けに邸宅の需要がありました。
そこで、グエルさんというガウディのパトロンでもあった資産家と別荘地を作りました。
結果的には、3棟しか売れずに、現在では公園として開放されているところです。
こちらが公園の入り口、。建物のように柱がありますが、そこが広場になっています。
有名なカメレオン。口から雨水が出るようになっています。
その他、アパートメントも設計しています。
カサ。バトリョ。外壁はずざましい曲線。タイルを貼ってありますが、壊れた破片などのリサイクルです。
2階がオーナーの居住区。
カサ・ミラ。
こんな建物を100年前に設計するとは、その感性のすばらしさに脱帽ですね。
写真を沢山撮ってきました。
私のコレクションに、また、新たに追加されましたが、スペインはまた行ってみたい国の一つになりました。
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