晴れ渡る3月16日、A棟の建前をしました。
材料をレッカーで釣り上げていきます。
あっという間に柱が建ちます。
そして天井を貼ります。
屋根の形が現れはじめます。
屋根には杉板を貼り付けます。
1階部分も筋かいを入れ、部屋の形らしきものが出来始めました。
ここまで丸1日。
翌日からは瓦屋さんがアスファルトフェルトを屋根に敷き詰めます。
そして、瓦を屋根に上げます。
板金屋さんも大忙しです。
これでいつ雨が降ってこようと平気です。
しかし、問題も発生。B棟、手前の板金屋根と今回の瓦屋根との取り合いの場所の始末です。
大工さん、板金屋さん、瓦屋さん、設計士の水野さん、当社の現場監督、そして私が協議をして、やっと決定しました。

ここが接合部。板金屋根と瓦屋根が複雑にぶつかり合い、雨始末をどうするかでもめました。
結局、瓦屋根は途中までにし、その下に板金屋根が滑り込むような感じにしました。
そして、板金屋根は軒先を途中で切断し、瓦屋根と離し、雨樋を取り付けることで雨が瓦屋根の壁面に当たるのを防ぎました。
分かりずらい説明でしたが、雨始末を優先し、将来に渡って雨漏りの心配がないように配慮したつもりです。
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