今日、午後1時30分より我が母校西部中学校で「先輩から学ぶ」という趣旨で講演をしてきました。
演題は「失敗を恐れぬな」です。
体育館に集まった生徒数は約500名。
1年生はついこの前までは小学生でしたので、ういうしい感じ。
3年生とはずいぶん違う感じです。
しゃべり始めて数分後、少しざわざわとしてきました。
「あっ、やはりつまらない話をしているんだな~。これは最後まで持つかな~」と思いました。
考えてみれば、30歳以上離れたおっさんの自慢話など、聞きたくもないはずです。
私の中学校のときもそうだったと思います。
そこで、質問をしてみました。
「私を見たことありますか?」
手を上げる生徒が数人。
周りを見渡す生徒もいました。
それからは、ざわめくことも無く、落ち着いて話を聞いてくれたように思います。
さて、演題の「失敗を恐れるな」ですが、これは私自身に問いかけた『励まし』でもあります。
事業をしているといつの間にか、『守り』に入ってしまうことがあります。
「このまま続けていれば会社は安泰だ。何も変える事はない」。と・・・・
しかしながらそれは未来永劫あり得ません。
どこかで、捨てるものと伸ばすものを分けなかればなりません。
その決断の時期が当社にも来たようです。
それこそ「失敗を恐れぬな」です。
中学生に語りかけているようで、実は自分自身に言っていたのです。
捨てるものは何でしょうか?
不採算部門、楽しくないもの、当社の経営理念にそぐわないもの。
捨てましょう。
わくわくするもの、経営理念に合致するもの、皆が幸せになれるもの。
伸ばしましょう。力を入れていきましょう。
経営に悪影響がでるかもしれません。
でも、現状のままでいるより、一歩でも前に進んだほうが良いに決まっています。
講演会を終えて、自分自身なんだかすっきりしました。
いい機会を与えていただきました、我が母校に感謝です。
ありがとうございます。
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