平成9年11月、富山にいた父親が69歳で会社役員をしておりました。
その会社は社員数も40名程度の中小企業で、当時儲かっており毎年
海外旅行に行っていました。この年は、中国へ行くことになっていたのですが
富山からは、関西空港が一番便利なので、仕事が終わった夜11時ごろ
バスで出発。1回目の休憩が、石川県の尼御前サービスエリアになりました。
少しお酒も飲んだようで、トイレをしておこうと思い、用を足しました。
足した途端に倒れてしまったのです。
おしっこを出した後に血圧が下がり意識がなくなってしまったのです。
その場でよろけてくれればよかったのですが、振り向きざまに倒れたので
向かいの大便用の一段上がっているタイル面の角で顔面を強打。
頭が10センチ以上割れ、大量の血が・・・鼻はつぶれてしまいました。
前歯は全部折れ、口の中も切れてしまいました。
お酒も入っていたので大量の出血だったそうです。
救急車を呼んだのですが、こんなときは遅く感じるものです。
(このコメントは、そこにいた同僚の方から聞きました)
加賀市の病院に入院。止血をして意識も病院で回復したそうです。
富山の家で留守番をしていた母が連絡を受けたのですが、なにぶんにも
真夜中。高速道路を一人で走っていくわけにもいかず、朝まで待つことに
その当時埼玉県川越市に住んでいた私に連絡をよこしたのが、朝、6時ごろだったと思います
親類の方と一緒に母は駆けつけ、命に別状のないことを確認。
私は、週末に行くことにしました。
ここからが、独立という運命の歯車が回りだしたちょうどその時なのです
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