消費税の引き上げ議論が本格化してきました。
民主党小沢氏と執行部側で意見の対立がある中、本当に引き上げされるのか、いささか疑問のところもあるのですが、政治と言うのはどこが本当なのか判りづらい面があるのでどうなるのか、注目したいところです。
消費税引き上げに関しては大方の国民は納得している面はあるのではないでしょうか?
確か、半数の国民は増税やむなしと思っていたと思います。
問題はそのやり方です。
議論の中に「生活必需品は現行通りの5%で、贅沢品だけ引き上げ」というのもありますよね。
ヨーロッパ先進国で採用されている方法ですが、どこまでが贅沢品でという区別がつきにくく、混乱のもとになっているようです。
食料品は5~7%、その他は15~20%と言う風にしている国もあるようですね。
上記の例では、その他が高すぎ、せめて食料品だけでも安くと言う意図が判ります。
いずれにせよ、日本の消費税は安すぎと思える水準で、しかるべき数字までは引き上げてもいいのではないかと思います。
また、商品などの購入に差をつける税率は日本人にはなじみがなく、もっと議論が必要と思います。
アメリカのレストランで食事をした場合、サービス料と言われるお金をつけて支払いますよね?
15~20%~25%。
なんだか決まりがなく、そのお金が一体何なのかも日本人にはよく判らず、なんとなく15%でいいやと言う感じでっ支払いをしますよね。
このような文化が日本にはもともとなく、竹を割ったような厳密な金額でないと納得がいかない国民には、とりあえず一律の消費税のほうがあっているのではないかと思います。
もし引き上げが実施されれば、高額商品などは特にその前に購入と言う流れになります。
消費税が段階的に引き上げされれば、2回に分けて消費が喚起されることになります。
この間、ハウスメーカーの人とお話をする機会がありましたが、消費者は引き上げられるということを予測して受注が増加しているそうです。
全体にその恩恵が行きわたることを期待したいものです。
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