今年もあと2か月になる11月。寒くなってきました。
最低気温は10度を下回る日が続いています。
最高気温も20度を超えることもなくなりました。
いよいよ、冬到来が近づいてきました。
そんな中、富山では富山市議会補欠選挙が火ぶたを切っています。
13名のところ、25名が立候補し、混戦模様です。
新聞報道でもるように、山田村地区では立候補者がおらず、静かな村になっているとのこと。
山田地区は住民の数も少なく、市政に対しモノ申す勢力が欲しいところです。
お隣の八尾からの候補者を当てにしても、八尾は八尾を中心に考えます。
町を活性化し、豊かにしていくには、その地区からの代表者が議員になってもらうしかありません。
市議会議員の役割は、政治活動をすることではなく、地域社会の声を市政に届ける役割だと思います。
議員報酬は、そのための「活動費」であって、生活するお金は別のところから稼がなくてはいけません。
日本の地方議会ではそのことが出来ていません。
選挙にお金がかかるというのもおかしな話です。
今回の補欠選挙では500万円ほどかかると言われています。
本選挙になると、1000万円です。
自分の活動報告をするという手段も、もっとお金のかからない方法があるはずです。
例えば、広報を使うとか、回覧板で回すとか、いろいろ考えていけば安上がりで、しかも透明にできる方法があるはずです。
地方自治を専門政治家がやってはいけないのです。
ヨーロッパでは、パートの主婦が議員になり、議会開催は夕方からという町や市があります。
報酬はわずか。時間給で頂く程度です。
公務員の暴走を防ぐためにも議員がいるとお考えの方も多いとは思いますが、今回の場合、どう考えても政治家の暴走です。
人口が減少していく中で、市議会議員の役割も変わっていかなくてはなりません。
今回の事件がきっかけになって、地方議会が変わることを願うばかりです。
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