「理科離れ」と言われて久しいのですが、それを防ぎ、将来有望な子供たちを発掘しようという会があります。
「子どもの理科離れをなくす会」という団体が取り組んでおられます。
私は、とやまみらいロータリークラブの入会していますが、昨年の暮れにその代表の方に卓話をして頂きました。
北原達正先生という方です。たまたま北原先生の奥さんのいとこが当クラブに在籍されており、その縁で来ていただきました。
実際に何をしているのかというと、子だもたちにパソコンとロボットを与え、パソコンでプログラミングをしてそのロボットを動かすということです。
ロボットといっても基盤にCPUがついて、入出力端子があり、タイヤが4本あり、そのタイヤが別々に駆動するというものです。
上記写真の中央にあるのがロボット。その右側にノートパソコンがあります。
後ろの席には親御さんたちが熱心に先生の話を聞いておられます。
北原先生は子供たちに、世の中の役に立つ人になろう、自分の作ったロボットを月へ、宇宙へ、と熱心に語り掛けます。
そして、「そんな人になるためには、先ずは挨拶がしっかりできる子でないといけない。そして、できなかったら出来ないと正直に言える人になろう」とも言っておられました。
子供たちに科学を教えるとともに、人間として尊敬される人になることも伝えておられました。
私は先生の活動に痛く感銘を受けており、我が富山みらいロータリークラブで、この活動を援助できないかと、現在、模索中です。
野球やサッカー、ゴルフ、バレーボールなど様々なスポーツ関係で子供のうちからクラブに通わせている親御さんは沢山いらっしゃると思います。
また、塾や習い事に通わせているのも、今や普通です。
それらも良いのですが、このロボットを使用した教室は、理科はもちろんのこと、数学の知識も必要になります。
そして何より、大人に混じってロボットを動かすという大会に出場となれば、挨拶や礼儀、言葉遣いなども身につけなければいけません。
これからの日本をしょって立つ人を作るには、子供のうちから発掘し、大人が育ていていくということが一番重要です。
そして、そのような子どもが大人になった時、地域を支える重要な人材となることは間違いありません。
立ち上げていくには、またまだ検討課題が残っています。
一つひとつクリアして、実現させたいと思います。
[0回]
PR