今日は朝から冷たい雨が降っています。気温も10度位までしか上がらず、冬本番近しという感じです。
富山県知事選が来年の11月に行われます。現職の石井知事は態度を表明しておられませんが、日本海ガスの社長の新田八郎さんが立候補を表明されました。
昨日、ホテルグランテラスで行われたセミナーに私も出かけましたが、3階の会場に入れず、玄関ロビーで待機を余儀なくされました。
主催者発表によりますと、2500人ほどの方が来たということです。
今日の北日本新聞の1面にもありましたが、「富山を経済会の目から良くしていきたい」という発言がありました。
今までの知事選は、富山県出身で東京大学を出た中央官庁の40~50歳代の方に声を掛け、立候補して頂くというパターンが続いていました。
中央からの太いパイプを期待して知事になれば、色々と都合が良いということでしょう。
国会議員もいるわけで、その辺の役割はそちらにして頂いても良いような感じがしますが、どうなんでしょうか?
元官僚でバリバリの現役だった方が知事になれば、県庁職員も中央のやり方に染まっていきます。
事なかれ主義、前例踏襲主義、根回しなど良い面もありますが、将来、目まぐるしく変化すると思われる社会にはそぐわない面もあると思います。
そのような意味で言えば、経済界からの立候補はこの先の富山県を変革するかもしれません。
ただ残念なのは、新さんに政治の経験がないことです。
選挙も自分の姉である元北海道知事で現在、参議院議員の高橋はるみさんの応援活動やそのた地元議員で参加した位です。
私は、新田さんは高校の先輩でもありますし、富山経済同友会の代表幹事でもありますので、応援していくつもりです。
これから現職と自民党県本部、県議会議員、国会議員等との詰めもありますが、何とか穏便に事が進むことを祈るばかりです。
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