神奈川県川崎市で殺害された中学1年生の上村遼大さんの犯人グループ3人が逮捕されました。
10代の不良グループということですが、その殺害方法は残忍だったようです。
遼大君を全裸にして、なぐる、けるの暴行をし、そのうえでカッターナイフのようなもので首を切りつけ、失血死させたようです。
その手口は先のイスラム国で殺害された後藤さんの首をはねたようなことを真似したいとも言われています。
とても残忍な殺害方法ですよね。
どうしてこのようなことになったのかは、今後の取り調べで明らかになっていくと思われますが、防ぐことはできなかったでしょうか?
担任の先生は冬休み明けから不登校になった遼大君の母親に何度も連絡をし、学校へ出てくるように促していたようですが、母親のほうもさほど問題意識を持っていなかったような答弁をしているようです。
自宅訪問も何度も繰り返し、電話連絡をし、それでも連絡をし続けやた担任の先生からすれば、心残りであったと思います。
事件があった1か月前には顔にあざを作っていたという友人の証言もあります。
その時点で犯人グループに警察が何らかのアクションが出来ていれば、このようにならなかったかもしれません。
私は、地元で保護司をしています。
保護司活動とは、罪を犯した人を社会復帰させるお手伝いといったほうがいいかもしれません。
今までにかかわってきた人たちには、このような残忍な対象者はいませんでしたが、そのようなことになりそうだった事例も多々あります。
事件を起こしてしまう原因の一つは、家庭環境があります。
無関心な親、両親の離婚、再婚など社会の中で珍しくないことの延長線上に、このような残忍な殺害事件が発生する危険があります。
事件が起きるたびに思います。
未然に防げなかったのかと・・・。残念です。
[0回]
PR