川内原発が8月11日午前10時半に再稼働することが決まりました。
起動するまでに必要な検査が終了したためということですが、国内での原発稼働は2年ぶりとなります。
川内原発は、東関東大震災以降、停止していたため、約4年ぶりとなるわけですが、このタイミングも絶妙と言わざるおえません。
広島、長崎と原子爆弾が落され、早や70年。その式典も無事終了し、日本はお盆を迎えます。
国民の大半はお休みムードとなり、マスコミもそれほど報道する体制を持っていないでしょう。
訳の分からない国会議員も、今回は目立つこともないでしょう。
九州電力は原発の依存割合が高いと言われております。
今回の再稼働は、九州管内の電力事情にとりましては好都合となることは間違いありません。
再稼働したからすぐに電力を送電できるものではないようですが、日本のエネルギー事情がまた一歩改善したことに、間違いはありません。
これは本当かどうかわかりませんが、原油安が続き、日本の電力料金はさほど上昇していません。
原油安の原因は、ロシア、そしてイスラム国への対抗作戦とも言われていますが、アメリカはシェールガスで大打撃を受けています。
その代償を払っても原油安にしておく方がメリットがあると見たアメリカは、そのうちに原油高へシフトしていくはずです。
その時に日本は、依然として石油に頼った電力を続けていたとすれば、大打撃を受けることは必定です。
また、貿易赤字もさらに拡大し、景気の足を引っ張ってしまいます。
そのような事情を抱えながらの、今回の再稼働。
いいタイミングだったような気がします。
次の再稼働原発は、川内号機ということです。
10月中旬ごろということですが、また次の再稼働原発が出てくることを期待したいものです。
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