数日前から世間を騒がせている「顧客情報漏えい」の事件。
ベネッセが数年間かけて構築した「個人情報」が子会社の派遣社員からの漏えいらしきだということになっております。
8歳以下のお子様の情報は、個人情報の閲覧が許可されていた時代以降の情報で、その価値は大変高いものとなっています。
ベネッセはイベントを開催し、その情報を集め続けていました。
アンケートを書いていただいて、家族構成や生年月日を集め、データーベース化していったそうです。
同業他社よりも精度が高く、まさしく「お宝」と言えるものだったようです。
それを子会社に勤務していた派遣社員が何回かに分けてデーターをコピー。
名簿会社に売ったようです。
顧客名簿にたどり着くまでには、セキュリティーも厳重にしてあったそうで、なかなか侵入することもできなかったようですが、少し甘いところがまだあったのではないかとも言われています。
大量にコピーする場合は警告が出るとかということはなかったのでしょうね。
今回の事件では、受け取ったジャストシステムには何の嫌疑もかけられないようですが、そのような個人情報が売買されている事実は間違いなく、今後も販売され続ける可能性もあります。
私たち一般市民はなすすべもないのでしょうか?
さて、当社も皆様の個人情報をお預かりしてお仕事をさせていただいております。
取引先企業様の中には、コンピューターから出力した指示の中に、個人情報がある場合があります。
その紙は使い終わった後にはシュレッダーで裁断するという取り決めがあります。
そこまで企業は厳重になってきている昨今、私どもは細心の注意を払ってデータの取り扱いをしております。
個人の道徳心だけではなくなりそうにない事件ではありますが、当社では機会を設けて注意喚起し、そのようなことがないように努めてまいります。
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