昨日、富山経済同友会、6次産業委員会で収穫したエゴマお油を搾りました。
この機械、なんと韓国製です。韓国ではエゴマを生産し、葉っぱや油を食用に今でも使用しているので、このような専門の機械があるそうです。
丸い筒状のところにエゴマの種を投入。
約60気圧の圧力をかけていきます。
油がじわじわと出てきてろ紙のうえにたまります。
色は黄色ががっていますが、においはほとんどありません。
待つこと12分。絞り終わったエゴマのかすが出てきました。
ケーキのような形をしていますが、このかすの中に約10%程度の油が残っているそうです。
今回、13.8kgのエゴマで約4kgの油が収穫できました。
エゴマを焙煎してやるともっと油が出てくるそうです。
さて、このエゴマ油。いくらだと思いますか?
1kg当たり、8000円だそうです。
菜種油と比較したらとんでもなく高い油です。
そのせいで日本の市場からは消えていき、現在では観光土産用位しか生産されていません。
エゴマは日本のどこにでも自生し、江戸時代には明かり用などに使用されていました。
自生した場所は、現在の地名で分かるそうです。
そう、荏原とつくところは自生地だそうですよ。
富山市ではこのエゴマを6次産業化しようと取り組んでいます。
採算ラインに乗るには長い道のりが予想されます。
私たちはその工程の一部を体験し、普及に尽力していこうと考えています。
来月には、試食会も開かれます。
さて、そのお味はどうでしょうか?
楽しみです。
[0回]
PR